胸水

胸水とは

心不全の場合、血液を送り出すために必死に働いた心臓は疲労こんぱいの状態になります。心臓の力が弱まり、心臓から血液が流れ出ていかなくなるため、血液が心臓にたまり始めます。

心臓にたまった血液は行き場を探して、肺に流れていきます。最初は肺の毛細血管に血液がたまっているのですが、それも限界を超えると、毛細血管から血液中の水分が溢れ出て肺の中にたまり始めます。これが「肺水腫」と呼ばれる状態です。肺の中の組織が水浸しになり、呼吸がうまくできません。

この時レントゲン撮影をすると、肺が真っ白に写ります。毛細血管から水が漏れ出す現象が胸で起こると「胸水」と呼びます。(お腹で起こると「腹水」と呼びます)