消化器科
消化器科の概要特色
消化器科では、胃腸などの消化管だけでなく胆嚢や肝臓、膵臓などを含めた消化器疾患の精査・治療を行なっています。消化器疾患ではさまざまな症状が認められ、特徴的な症状がないことも多いため、その鑑別が重要となります。検査は注意深い問診や身体検査に始まり、臨床病理学検査(血液検査、糞便検査など)、画像検査(X線検査、超音波検査、CT検査など)を実施します。また、消化管内の評価には内視鏡検査が必要となります。
腹部超音波検査は、より詳細な腹部の画像評価だけでなく、超音波ガイド下での細胞学的、病理学的検査や治療にも用いることがあります。
当院では、動物の状態に応じて上記各種検査を実施し、より正確な診断を下すことに努めています。また、診断に応じて最適な内科治療、または再建術を含めた外科治療を実施しています。
主な症状
・食欲低下
・嘔吐
・下痢
・血便
・体重減少
・黄疸